ゴンダール|とにかく顔だらけ!ダブラ・ブラハン・セラシエ教会
世界遺産のゴンダール城に行った続きです。
次の目的地であるダブラ・ブラハン・セラシエ教会に向かいます。
なげえな名前!
さっきのお城からは2キロくらい。
まあ歩けないこともないかと思われます。
坂が続くのが難点ですね。
スーダンと比べると10度以上違いますな。
距離うんぬんの前にスーダンだと暑すぎて2キロ歩くのもたぶんキツい。
あとはスーダンと違って緑がたくさんあります。
木陰も涼しそうでいいですな。
こんな感じの坂が見えたらもうすぐです。
ここを下って上ったらまもなく見えます。
まもなくというところで子どもたちに捕まりました。
おなじみのチーノチーノ攻撃です。
とりあえずジャッキーチェンか何のイメージが知らないですが、
ファイティングポーズを僕が取ったところ彼女らもそれっぽいポーズを取ったので、
写真撮っときました。
それを見せたところ、
一人がポーズを撮っておらずもう一度撮れとのことでしたので、テイク2。
ちょっと逆光であれですがこれでご満足いただけたようです。
うす。
そんなこんなで教会に到着しました。
早速中に入ろうとしたところ止められました。
目の前の事務所でチケットを買ってこいとのことです。
わかりづれーなおい!
というか見落とした僕がいけないんですいませんでした。
教会の対面に看板が出てる事務所があります。
料金表も目の前に出てます。
写真のとおりですが、1人100ブル(約600円)。
あれ、聞いた話だと1人50ブルだったんですが、残念ながら値上げしたみたいです。
うそーん。
とりあえず無事チケットを買えたので、中に入れました。
こちらの教会ですが、17世紀にイヤス王によって建てられたとのこと。
南スーダンのイスラム勢力との争いでいろいろと壊されてしまったみたいですが、
その中で唯一残ったオリジナルの教会だそうです。
今も昔も宗教が違うといろいろと揉めますな。
ここの見どころは何と言っても、天井に描かれている天使。
顔、顔アンド顔。
とにかく顔だらけの教会でした。
全部顔立ちが違うとのことです。
味がありますな。
何でも宗教画においてはエチオピアの最高傑作と評されているんだとか。
目が大きいからかなんなのかコミカルな感じ。
ヨーロッパなんかで見るキリストとはどうも違いますね。
そして改めて天井を見上げるとやはり顔ばかりです。
「エチオピアの天使」と呼ばれているようで、
天使たちはそれぞれがいろんな方向を向いてます。
神の力があらゆる方向へ向いているとの意味だとかなんだとか。
これも歩き方先生の受け売りですけどね。笑
これも大きな目と顔の横に生えている翼が特徴的です。
街中でも似たようなの見た記憶がありますな。
とにかく顔、顔アンド顔に圧倒されました。
天井を見上げるのに疲れ、ふと視線を正面に戻すと、おじさんがいるのに気付きました。
たぶん管理人的な立ち位置の人ですかね。
一切言葉を発さずひっそりとしてるんで気が付きませんでした。
楽器と杖的なのがあるんで、持たせてもらえるのか聞いてみると、
なんとかOKとのこと。
ダメ元でも聞いてみるものですな。
持つ手に決まりがあるそうで、杖的なやつは右手に持たないといけないんだとか。
逆に持とうとしてたら怒られました。
持つ機会がありましたらお気をつけください。
あと見逃しがちですが、聖堂の上にある十字架が
「ゴンダールの十字架」と呼ばれているとのことです。
これで合ってるのかな?怪しいところですがたぶんこれです。
うす。
ここは相当インパクトあるんでぜひ行ってみてください。
■ダブラ・ブラハン・セラシエ教会情報
・入場料100ブル(約600円)※国際学生証あると50ブル(約300円)
・営業時間 8時〜18時