圧巻!地獄の門に行ってきた。
サラーム!
引き続きトルクメニスタンよりお送りします。
「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれており、 当然のことながら、
他のスタン系諸国に囲まれた国です。
今回はトルクメニスタンの中央付近にある、
地獄の門に向かいます。
(上の地図だとトルクメニスタンの「メ」くらいの位置にあります)
40年以上灼熱の炎が燃え上がる穴。
中央アジアの中で一番楽しみにしていたスポットでもあります。
世界遺産のクフナ・ウルゲンチからタクシーで移動します。
ドイツ人のサラ&ジェニーにタクシー交渉してもらいました
二人は5ヶ国語話せ、ロシア語がペラペラです。
英語が通じないですが、旧ソ連圏のため、ロシア語は通じます。
ちなみにクフナ・ウルゲンチから地獄の門に向かう方法ですが、
たいていのドライバーは場所を知ってるので、行きたい旨を伝えれば大丈夫です。
だいたい3~4時間くらいで着きます。
場所自体は首都アシガバードに向かう道の真ん中あたりにあります。
砂漠が両サイドに見える道をひたすら進む感じですね。
こんな感じの道をひたすら進みます。
途中チャイハナ(喫茶店的なもの)がいくつかあるゾーンがあるので、
そこを拠点に地獄の門に向かいます。
いくつかお店がありますが、どこでも大丈夫です。
お茶か何か頼めば荷物置かせてもらえます。
あと10ドル払えば、布団貸してもらえて部屋で寝れます。
これはお店次第ですね。
お店の中はこんな感じですね。
もちろんご飯も食べれますし、飲み物もあります。
暖房もあるんで助かりました。
チャイハナからガスクレーターまでは約7キロ。
自分らの利用したチャイハナからは真東の方向に進めば着くとのこと。
地獄の門への行き方で教えてもらった情報としては以上です。
えええ、、、まじすか!
雑やなー。
これでたどり着けるんですかね笑
スマホの方角わかる機能使うか、方位磁針持ってると安心ですね。
こんな感じの砂漠を進んでいきます。
チャイハナに到着したのが、夜の10時頃だったんですが、
ちょっと休憩して 深夜1時頃に出発しました。
ドイツ人女子は翌朝ジープで行くみたいです。
さそりやへびが出るって噂もありますしね。
自分とじゅんき君は夜中に出発です。
方角やべえな問題ですが、
夜になるとめちゃめちゃ光ってるんで、予想外に大丈夫でした。
足元を照らすライトはあった方が安心ですね。
スマホのやつでいいと思います。
あと10月末だとさすがに寒いですね。 -2℃くらいでした。
歩くと暖かいですが防寒対策はしていったほうがいいですね。
2時間くらいかかるみたいだったのですが、
男2人で行ったので 1時間半くらいで着きました。
真東に行け、で何とかなりました笑
半分くらいのところで線路があるので、それも目印ですね。
近くまで行くとこんな感じでうっすら見えます。
星が見える時間帯はほんとおすすめです。
流れ星も頻繁に見れます。
そして、歩くこと1時間半ついに到着しました。
おおお。
めっちゃ燃えてる!!
風が吹くと熱風で熱いですね。
圧巻でした。
ほんとドラクエとかで出てきそうな場所でしたね。
至るところから火が吹き出しています。
ちなみに柵など一切なく、落ちようと思えば落ちれてしまうような場所です。
写真のように足元でこぼこなので、油断すると危ないかもしれないですね。
■そもそもなぜ燃えているのか?
1971年に地質学者が偶然天然ガスに満ちた洞窟を発見したが、調査の過程で落盤事故が 起き、採掘作業用の装置もろとも直径50~100メートルの大きな穴が開いてしまった。 有毒ガスの放出を食い止めるため、点火することになったが、可燃性ガスが地下から 絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となった(wikipediaより)
元々ガスが発生していたところではありますが、
炎を発生させたのは 人の手によるものなんですね。とりあえず異常な空間ではあります。
ちなみに日本からツアーに申し込んで行くと40~50万くらいするみたいですね。
クレーターの横で野宿しようと思ったんですが、寒そうだったんでやめました。
出てるの有毒ガスなんでたぶん体に悪いですしね笑
非常に不思議な場所でしたね。
この世とは思えない異空間でした
帰りですが、チャイハナは目立つ明かりもなくて、
星を目印に帰ったんで若干迷いました。
オリオン座ありがとう!
星のありがたみ、並びに昔の人の偉大さを改めて実感しました。
無事にガスクレーターも見れたので、次は首都のアシガバードに向かいます。
タクシーが止まっていたので交渉し、1人12ドルとのこと。
世界でもトップクラスの変わった都市ともっぱらの噂である
トルクメニスタンの首都はどんな感じなんでしょうか。
楽しみですね。
ちなみに地獄の門ですが、トルクメニスタン大統領が閉鎖を予定しているらしく、
まだ当分大丈夫だとは思いますが、行かれる予定がある方はお早めに。