カイロ|キリスト教地区のオールドカイロと肌を隠さぬ人々
サラーム!
宿の近くに斜めってる建物がありましたが大丈夫でしょうか?
それはさておき、
イスラーム地区、ピラミッドに続いて、
今回はオールド・カイロというエリアに本日は向かいます。
※行き方は最後に書きます。
ベニス細川家の最寄り駅からは電車でサクッと行けます。
30分はかからないです。
この写真ピントがブレブレですが、そうなんです。
エジプトなのにスカーフをしてない方々がいるエリアなんです。
オールド・カイロはその名のごとくとても古い地域で、
カイロ発祥の地と言われていますが、
このエリア最大の特徴は
キリスト教地区であること。
そういうこともあってスカーフもしてない人が多いですし、
みんな自由な服装をしています。
このエリアの方々はコプト教徒だそうです。
原始キリスト教一派の流れを汲む人々とのこと。
このくらいの年の女の子でも、
イスラム教だとおそらく肌の露出を控えないと
いけないだろうなー。
イランで会った二十歳くらいの女の子たちはオシャレが制限されるから、
「いつも前髪勝負」って言ってたのを思い出しました。
キリスト教の地区だけあってこのあたりはいくつか教会があります。
一番大きいのは聖ジョージ教会。
エジプトらしからぬ雰囲気を持った教会ですね。
まるでヨーロッパのよう。
エジプトの旗以外にも別のものがなびいています。
それにしてもいい天気ですな。
外観同様に中もエジプトらしからぬ雰囲気でした。
この教会は10世紀頃に再建されたみたいですね。
それにしてもイスラム化していく状況が当時はすごかったはずなのに、
キリスト教を守りぬいたのはすごい。
現在も、
エジプト総人口のおよそ1割、300万から400万人の人々が、コプト教徒とのこと。
コプト語もあるんですね。
宗教行事の時にしか使ってはいないみたいですが。
近隣にもいくつか教会ありましたが、これが一番立派でした。
教会の内部をサクッと見た後はビールが飲みたくなり探しました。
イスラム地区は厳しそうですが、キリスト教地区はあるんじゃないかという読みです。
まあレストランとか探せばどこでもビールは飲めるんですけどね笑
そんなことを考えていると前を歩くおじさんが突然振り返り、
日本で話しかけてきました。
「ビール売ってるよ」と。
なんなんだこのおっさんは!
話を聞くと日本のことが好きなようで簡単な言葉は知っているようでした。
何はともあれビール飲めそうです。
まあ普通に売店のおっさんなんですけどね。
ちょっとお高めの値段設定でしたけどね。
外で飲めるのはありがたいことです。
ちなみに缶ビール1本15ポンド(約240円)。
全然安くはないですけどね。
ビールを飲み終わった後、お願いをされたので協力してあげることにしました。
なんやねんこれ!
たぶん以前来た日本人旅行者が書いてあげたんでしょうね。
日本のことめっちゃ好きだ、って言ってましたが、
中国語バージョンもハングルバージョンもありました。
なかなかの商売上手です。
せっかくなんで僕も写っときました。
これ写真を撮ったはいいものの拡散しないですし特にあれですよね。
よくわからんけどまあいいか。
そんなこんなでカイロ観光は終了です。
次はエジプト南部の街アスワンに向かいます。
■オールドカイロの行き方
地下鉄のマル・ギルギス駅下車。
徒歩2分くらいのところに聖ジョージ教会があります。