脅威の9時間遅れ。25時間かけてマレー鉄道でバンコクへ！
サワディーカ！
今回はマレーシア、ペナンからバンコクまでの道のりについてです。
行き方としては、飛行機、バス、鉄道、それぞれ組み合わせるなどがありますが、
予算と時間の都合上、バス＆鉄道にしました。
あとは昔バスで逆ルート（バンコク→ペナン）は行ったことがあり、
今回は鉄道で行くことにしました。
沢木さんの深夜特急に出てくる「マレー鉄道」的なやつです。
読んだことないんで詳細わかんないですが。
マレーシア、タイ間を電車で行って国境越えてきました。
全行程鉄道で行けるんですが、朝早い上に宿から遠いので、
タイ国境の町ハジャイまではバスで行きました。 
とはいえ、バスも朝5時発で対して変わんない、というかバスのが早かったです。
若干ミスった感ありましたが、バスは片道38RM（約1,200円）で、約4時間で到着します。
今考えるとやっぱ東南アジア安い。
トルコとかめっちゃ高い笑
陸路での国境も何事も無く通過しました。
無事午前9時頃国境の町ハジャイに到着しました。 
その後ハジャイにて14時45分発電車のチケットを買い、
出発に備えました。
259バーツ（約800円）です。
安い！
ちなみにバスだと1300バーツ（約4,000円）です。
（14時45分発、翌朝9時着 約18時間）
ホントは寝台席が良かったんですが、空いてませんでした。
まあでも、ここまではよかったんです。ここまでは。
ちょうど同じ電車でバンコクまで向かう日本人の旅人にも遭遇し、
無事電車に乗り込みました。
電車乗ってる時間長いのは知ってたんで、前日はあえてほとんど寝ないようにしてました。
なので座席を見つけ、座り次第、すぐに寝ました。
席は固くてハイパー寝づらかったですが、寝不足だったので、すぐに寝れました。 
目を覚まし、時計を見ると16時前。ふと窓を見ると、見覚えのある風景が。
ん、寝ぼけてるのかなとも思いましたが、
まだ眠かったので、深く考えずにそのまま眠りにつきました。
そして再び目を覚まし、時間は18時過ぎ。
改めて外を見ると、またしても見慣れた風景が。
まさかのハジャイ！
そして1ミリも動いてねえ！
うおおおおおおい！
これは一体何なのか。
周りのタイ人かマレーシア人に確認するも全員理由がわからず。
こんなに遅延するのはフィリピンだけかと油断してましたが、
よく考えたら東南アジアはこんなもんでした。
そして、みんな慣れてるのか特に何事もないような表情してました。
アジアの洗礼ですね。
当然19時になっても出発せず。
当然イラ立ちましたが、周りはみんな平然としてるんだろうな、
気を落ちけようと、後ろを振り返ると、さすがにみんなイライラしてました。笑
このあともう1時間位待ちましたが、なんとか20時頃出発しました。
まさかの5時間遅れです。
理由不明。何かが故障していたと言ってましたが、だれも真相はわからず。
子供とか地面で爆睡してました。笑 
バス乗ってたらあと2時間くらいで着いてますが、
それはさておき、ひとまず出発してよかったです。
ただ、出発した後も無駄に止まりまくり、
結局バンコクに到着したのが、午後6時。
当初の到着予定が午前9時だったので、
まさかの9時間読みブレです。
当然ネットもつながらない状況でしたが、
何の予定も入れてなかったんで、誰にも迷惑をかけなくてよかったです。
諸々ありましたが、電車自体は割と楽しかったです。
外の景色を眺めたり、通過駅見たりするのも楽しかったです。
まさかの駅で布団敷いて寝てます
近くに座っていたおっちゃんには鶏の種類について熱く教えてもらいました。 
みんな回し読みしてましたが、流行ってるんでしょうか。
商売的に読んでる感じですかね？
中高生のジャンプばりに真剣に読んでましたね。
日本だとありえないんですが、扉とかも開けっ放しで走行してるんで、
連結部分に座ってたりすると、リアルジャングルクルーズみたいな感じで楽しめました。
そんなこともあり、意外と楽しかったので、
次のラオスへもまさかの電車移動で行くことに決めました。
（本当はバスのチケットが取れなかっただけなんですが）
ガッツの無駄使い感が半端ないですが、無事に着いたのでよしとします。
イス固くてケツが痛いっす。
うむ。