ユネスコも認める謎の集落オーロヴィル
ナマステ!
インドといえばやはりカレーということで
ほぼ毎食カレーを食べてます。
安いしうまいっすね!
どこで食ってもいい感じです。
インド南部に謎の集落があるとのことでやってきました。
その名はオーロヴィル。
表記的にはオーロビルなのかオーロヴィルなのかは不明です。
プラネタリウム的なサムシングがありますが何なんでしょうか。
気になるところです。
場所はインド第4の都市、チェンナイから160キロくらい南下したところにあります。
空港からだと4~5時間くらいですね。
オーロヴィルに関して簡単に調べてみました。
■オーロヴィル
あらゆる信念や政治、宗教などを乗り越えて平和と調和の下に住むことのできる
持続可能なユニバーサルタウンを目指したコミニュティ。
これだけだとよくわからないですね。
世界40ヶ国以上から2,000人以上の方がこの街に暮らしているようで、
金銭のやり取りを最小限にすることを目指している、とのこと。
ここに住む人々は、教育や医療、食事などの多くのサービスが無料、
もしくは 限りなく安い価格で受けられる、らしいです。
実際に住んでいる人に話を聞いてみたいと思い、3人の方とお会いしてきました。
■松本研司さん
2001年からオーロヴィルにイタリア人の奥さんと住んでいる、松本さん。
木工職人として、家具や工芸品などの製作を行われています。
■小川美農里さん
2014年2月からボランティアとしてオーロヴィルに滞在されています。
農業や統合医療などの勉強をするかたわら、ヘルス&ヒーリングセンターで医療活動を行っています。
小川さんのインタビュー記事はこちら
http://eikaiwa.dmm.com/blog/worldtour/ogawaminori/
■前田みち子さん
32年間オーロヴィルに住んでいる前田さん。
水の管理などをされています。長年お住みなだけあって様々なことを教えていただきました。
■オーロヴィルの歴史
1968年にフランス人のミラ・アルファサによって設立。
インドの哲学者シュリ・オーロビンドが名前の由来。
経済的、文化的、環境的に自立した持続可能な自然循環型社会の創造を目指す。
元々は荒れ地であり、何もない状態から一から植林を行い、森を作ったとのこと。
環境実験都市としての活動が評価され、
インド政府や世界遺産認定でおなじみの ユネスコなども支援している。
昔は荒れ地だった(写真はイメージ)
人々の努力のおかげで今は豊かに木々が生い茂っている
■オーロヴィルの住人(オーロヴィリアン)になるには
オーロヴィリアンになるには、オーロヴィルの概念を理解した上で申請をし、
ボランティアとして約1年滞在することが条件。
実際にここでの暮らしを体験した上で、住民になるための申請手続きが出来るとのこと。
その他審査があり平均1~3年かかる。
お金の交換を極力しないことを目指しているオーロヴィルだが、
家を建てるための費用等が必要なことから、ある程度の貯蓄などが求められる。
■光り輝く球体
黄金色に輝く巨大な球形「マトリマンディル」 ここオーロヴィルのシンボルです。
前日までに予約が必要ですが、中に入ることも可能です。
朝8時50分集合で、オーロヴィルに関する講習を受けた後に 入ることができ、瞑想することが出来ます。
今まで体験したことのない、神秘的な空間がそこには広がっていました。
螺旋状のスロープを通り、中心部にたどり着くと巨大なクリスタルのある部屋があります。
約15分間だけでしたが貴重な経験となりました。
写真撮影禁止のため中の映像をお見せできないのが残念です。
創業者マザーの言葉
オーロヴィルのシアター
■オーロヴィルの風景
デリーやムンバイなどの大都市の喧騒とは無縁の落ち着いた場所です。 緑豊かで居心地が非常によかったです。
マトリマンディルへの道
環境問題にも注力しているだけあり、そこら中でソーラー発電やってました
ビジターセンターにあるおしゃれなカフェ
カフェで食べたヘルシープレート
濾過し無料で飲むことが出来るダイナマイズドウォーター
ダイナマイズドウォーターの説明
にぎわうソーラーキッチン
前田さんにごちそうになったビーガンプレート
お会いした方のお話がそれぞれ面白く、オーロヴィルのことを詳しく知れたのは
もちろんのこと、人として勉強になりました。
みなさん本当にありがとうございました。